寄木の里 畑宿
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箱根寄木細工は、江戸時代末期に、石川仁兵衛によって考案されました。数多い有色天然木材の色彩と木目を生かしながら、伝承されてきた修練の手技により寄せ合わせ、幾何学文様を表現した大変精緻は木工芸技術で、特殊な鉋(カンナ)で薄く削り箱・引出し類等に張る方法と、厚みのある文様板をそのまま盆や小鉢などに整形する方法があります。

箱根小田原地方に江戸時代より現在まで継承されてきた貴重な伝統工芸品は、わが国では他に例を見ない独特の木工芸品です。

この箱根寄木細工は昭和59年、国から伝統的工芸品として指定されました。

種木(たねぎ)

ズク(種木を薄く削ったもの)

 

箱根細工には寄木細工のほかに「木象がん(もくぞうがん)」「組木(くみき)」「秘密箱」「組子」などがあり、箱根旧街道の開通とともに旅人のみやげ物として江戸時代から親しまれているものです。

 

◆使用する主な有色材

白色系 = あおはだ、みずき、まゆみ

黄色系 = にがき、うるし、はぜのき

茶色系 = えんじゅ、くす、けやき

褐色系 = けやき神代

灰色系 = ほおのき

黒色系 = かつら神代、くろがき